2020年1月のテト(旧正月)に公開されたベトナム映画「Royal Bride(原題:Gai Gia Lam Chieu 3)」が、公開から2週間で興行収入1650億VND(約7億9000万円)を突破した。
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これにより、「Royal Bride」はベトナム映画の歴代興行収入ランキングで5位に立った。1日の上映回数も2000回に達しており、興行収入歴代4位の「17歳の恋愛注意報!(原題:Em Chua 18)」(1710億VND=約8億1800万円)、3位の「つぶらな瞳(原題:Mat Biec)」(1720億VND=約8億2300万円)を抜く可能性もある。
「Royal Bride」は、2016年2月公開の「The Last Egg(原題:Gai Gia Lam Chieu)」、2018年12月公開の「The Cougar Queen(原題:Gai Gia Lam Chieu 2)」の続編で、2作目に続いて女優ニン・ズオン・ラン・ゴック(Ninh Duong Lan Ngoc)が主演。ニン・ズオン・ラン・ゴックは2019年のテト映画「Cua Lai Vo Bau」でも主演を務め、ベトナム映画興行収入の歴代記録を更新した。
ナム・シト(Nam Cito)監督は、同作品の海外での上映に向けて米国やオーストラリア、韓国など各国の配給会社と協議を進めていることを明らかにした。