視察目的でベトナムを訪問したJリーグ2部(J2)のコンサドーレ札幌の代表者は22日、訪問先のホーチミン市で、元ベトナム代表レ・コン・ビンに獲得オファーを出したことを明らかにした。23日付ラオドン紙(電子版)などが報じた。
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それによると、コンサドーレ札幌はレ・コン・ビンにレンタル移籍での獲得オファーを出した。コン・ビンは2011年10月に行われた日本代表との親善試合に出場し、日本ゴールを脅かすなど印象的なプレーで観客を魅了した。その後、双方は水面下で交渉を重ねてきたという。
契約は1年契約、月給は7000ドル(約62万3000円)。コンサドーレ札幌は既に、コン・ビンが移籍に同意した場合の住居や日本滞在中の交通手段、往復航空券などの手配を進めている。
なお、今回の視察にはJリーグの関係者も同行しており、選手発掘や指導者の交流、トップチームのキャンプ開催などについて現地の関係者と懇談した。また、ベトナムには、コンサドーレ札幌のチームスポンサーであるサッポロビールが工場を構えている。