ベトナム音楽著作権保護センター(VCPMC)のフォー・ドク・フオン所長は16日に開かれた2009年総括会議で、昨年同センターが徴収した著作権使用料は前年に比べ55%増の233億ドン(約1億1000万円)だったと報告した。このうち15%は外国人著作権者に支払われる。VCPMCの発足から8年間の著作権使用料累計額は約550億ドン(約2億7000万円)となった。
VCPMCによると、今年から上演する音楽、オンライン上の音楽、携帯電話のメロディーコールと着信メロディーの著作権使用料については、同センターの取り分が25%から20%に引き下げられる。また、ディスク類は5%、音楽本は15%となる。
同センターは現在、国内の著作権者1602人、外国の著作権者約250万人に代わって著作権使用料を徴収している。今年はカラオケサービスからの著作権使用料徴収に重点を置いて活動するという。