- 米国企業64社から成る視察団が訪越
- 米国ASEANビジネス評議会の主催
- メタ、越でメタバース関連機器製造加速
米国企業64社から成る過去最大規模の視察団が、米国ASEANビジネス評議会(USABC)の主催により18日から21日までベトナムを訪問している。
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視察団には、ボーイング(Boeing)、アップル(Apple)、インテル(Intel)、コカ・コーラ(Coca-Cola)、ナイキ(NIKE)、アマゾン(Amazon)、ベル・テキストロン(Bell Textron)、エクセレレート・エナジー(Excelerate Energy)など、世界的に有名な大企業の責任者も参加している。
今回の訪問は、両国の国交正常化30周年(1995~2025年)を迎える中で行われ、経済・投資協力の前進を示すものとなった。
米越間の貿易額は、1995年の4億5100万USD(約670億円)から2024年には1490億USD(約22兆円)を超えるまでに増加した。米国はベトナムにとって第2位の貿易相手国となり、一方でベトナムは米国にとって第8位の貿易相手国となっている。
在ベトナム米国元大使であるUSABCのテッド・オシウス会長は、米国企業のベトナム側との協力は貿易協力の拡大にとどまらず、両国の戦略的関係を強化する役割も果たすと述べた。
今回の訪問の一環として、メタ(Meta)の責任者は、同社がベトナムでメタバース関連機器の製造を加速させており、ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)や国内の科学研究機関と協力してベトナム語に特化した人工知能(AI)モデルの訓練に向けた過去最大規模のデータベース構築を進めていることを明らかにした。