- 国内線専用の第3旅客ターミナル開業へ
- 投資総額640億円、旅客処理能力2千万人
- 当面はベトナム航空とベトジェットが利用

ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)は13日、ファム・ミン・チン首相の要望に応え、4月30日の南北統一50周年の記念日に合わせて、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の第3旅客ターミナル(T3)を開業する計画を発表した。
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現在、設備システムの点検、サービス手順の確認、職員の訓練・研修、顧客向け情報告知などの準備が進められている。
T3は国内線専用の旅客ターミナル。投資総額は11兆VND(約640億円)。年間旅客処理能力は2000万人で、ピーク時は最大7000人までの同時対応が可能。T3の開業により、空港の混雑が大幅に解消され、乗客の利便性向上に繋がると期待される。
開業に先立ち、T3の試験運用を実施。当面は、国内線の便数が特に多い、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)とベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の2社がT3を利用する。
関係機関は試験運用の結果を評価の上でT3の正式な運用計画を策定し、南部解放記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)に伴う連休の往来ピーク後から正式運用を開始する計画。