- 24年1~6月期の対面決済データレポート
- 総支出額の62%がアジア太平洋地域
- 支出カテゴリ、ベトナムは宿泊施設が最大
米クレジットカード大手ビザ(Visa)は、韓国人海外旅行者の2024年1~6月期の対面決済データを前年同期と比較したレポートを公開した。このデータによると、アジア太平洋諸国、特に日本やベトナムの人気が高まっている。
イメージ写真 |
2024年1~6月期に海外加盟店で使用された、韓国国内発行のビザカードの決済データの分析によると、総支出額の62%をアジア太平洋地域が占め、前年同期の53%から増加した。
韓国人のアジア太平洋地域における支出額の上位5か国は、上から順に日本(全体の48%)、ベトナム(同14%)、オーストラリア(同6%)、タイ(同6%)、グアム(同3%)だった。
旅行先ごとの支出カテゴリを見ると、日本では「ショッピング」、ベトナムでは「宿泊施設」への支出が最も大きかった。ベトナムでは宿泊施設への支出が21%を占め、前年から+60%増加した。ベトナムはフードツーリズムでも評価が高く、レストランにおける支出が総額の17%を占めた。
また、人気の旅行先におけるタッチ決済の利用も大きく拡大し、日本では11%から29%、ベトナムでは15%から33%へと顕著に成長した。