- バクニン省人民委が投資認可証を付与
- 年産能力は279万3000点を見込む
- 24年2月時点で鴻海の投資額は32億USD
北部紅河デルタ地方バクニン省人民委員会は、電子機器受託生産(EMS)で世界最大手の台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group=鴻海)に対し、FCPVフォックスコン・バクニン工場案件の投資認可証明書を付与した。
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同工場は、同省ティエンズー郡のナムソンハップリン工業団地内にある面積14.26haの用地に建設され、投資総額は9兆4000億VND(約590億円)余り。同工場ではプリント基板(PCB)の製造・組立・加工を行い、年産能力は279万3000点を見込んでいる。
鴻海傘下のフォックスコン・シンガポール(Foxconn Singapore)はこれに先立つ6月17日、ベトナムでの案件展開に向けて、フォックスコン・サーキット・プレシジョン・ベトナム(Foxconn Circuit Precision Vietnam=FCPV)を設立した。
なお、2024年2月時点で鴻海の対ベトナム投資額は32億USD(約5100億円)となっている。