スイス食品大手ネスレの子会社ネスレ・ベトナムは9日、東南部ドンナイ省ビエンホア市のアマタ工業団地でインスタントコーヒー生産工場を竣工した。ベトナムプラスが報じた。
(C)VN Plus, 竣工式の模様 |
同工場の年産能力は3万2500tで、同省第2ビエンホア工業団地にある既存工場の約20倍となっており、ベトナム国内で最大規模のインスタントコーヒー生産工場となる。投資総額は2億3000万フラン(約238億円)。
なお、同社は農業農村開発省と協力し、ベトナムのコーヒー栽培農家向けのコーヒー栽培技術支援や病気への耐性を持つコーヒー品種の提供、直接仕入れの強化などを通じてコーヒーの生産性を向上するプロジェクトを展開している。