財政省はこのほど、2011年1月1日からトラックの輸入関税率を引き下げるとした公文書第13590/BTC-CSTを公布した。
これによると、積載量別の輸入関税率は、5t未満は現行の80%から30%に、積載量5~10tは54%から25%に、積載量10~20tは30%から25%に引き下げられる。財政省は輸入関税の引き下げについて、国内で高まっている運送需要に応えるものだとしている。
世界貿易機関(WTO)との誓約では、トラックの輸入関税率は2018年から積載量別に50~70%と規定されているが、2011年から新しく適用される輸入関税率はこれよりも大幅に低いものとなる。