財政省はこのほど、自動車部品の輸入関税率を現行より2~5%引き下げることを内容とする通知38/2009/TT-BTC号を公布した。3月9日の通関分から適用される。
それによると、重量20トン未満のトラックに使用する各種エンジン、ギアボックス、クラッチの未完成品に対する関税が現行の20%から15%に引き下げられる。また、定員16人未満の自動車に使用する往復動機関およびロータリーエンジンの未完成品の関税が現行の22~23%から20%に、エンジン部品も20%から15%に引き下げられる。
財政省は今回の輸入関税引き下げについて、自動車の販売不振に苦しんでいる国内の各自動車生産企業を支援するためとしている。