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- VJC、ラオス公共事業運輸省と覚書締結
- ラオスの航空部門で最大2500人の雇用創出
- 人材訓練でアカデミーの建設も予定
格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とラオス公共事業運輸省はこのほど、ラオスにおける航空会社の整備・修理・オーバーホール(MRO)施設の建設を含む、複数の航空関連プロジェクトの実施に向けた覚書を締結した。
発表式典はラオスの首都ビエンチャンで開催され、ラオスを公式訪問していたトー・ラム国家主席とラオスのトーンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記長も立ち会った。
今回の覚書締結のもと、ベトジェットエアはラオスの民間航空局と提携して航空関連プロジェクトを実施し、ラオスにおける航空輸送事業をさらに拡大する。これにより、ラオスの航空部門で最大2500人の新規雇用を創出する見込みだ。
ベトジェットエアは、ラオスに独自のMRO施設を建設するとともに、国際航空規格に沿った新たな人材の訓練を目指して、ベトジェット・アビエーション・アカデミー(Vietjet Aviation Academy=VJAA)の建設も予定している。
これに先立つ2023年、ベトジェットエアはラオスの国営航空会社であるラオス航空(Lao Airlines)と協働し、最新鋭の地域航空機整備センターを建設した。2024年2月には、初のベトナム~ラオス路線となるホーチミン~ビエンチャン線を就航している。