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- 世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園
- 洞窟探検専門家をクアンビン省に派遣
- 洞窟調査を実施、冒険観光開発を支援
北中部地方クアンビン省の世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園管理委員会はこのほど、米国洞窟学会(National Speleological Society=NSS)との間で、洞窟調査と冒険観光開発に関する協力合意に至った。
双方は、米国テネシー州で1日から5日にかけて開催された洞窟会議でこの合意に至った。ベトナムからは、クアンビン省人民委員会のホアン・スアン・タン副主席が率いる代表団が出席した。
合意によると、NSSは今年中に洞窟探検の専門家グループをクアンビン省に派遣し、新しい洞窟の調査を実施するとともに、フォンニャ・ケバン国立公園での冒険観光の開発を支援する。
NSSは1941年に設立された非営利団体で、世界最大の洞窟協会として知られている。会員数は8000人以上で、洞窟の調査・研究・保存の分野で活動する250以上の支部を有している。