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- ベトナムは定年後の最適な移住先
- 生活費は米国より6割、家賃は8割安
- 高度な医療が手頃価格で利用可能
米国の2大旅行雑誌の一つ「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」はこのほど、「リタイア後に住みたい国トップ8」を発表した。東南アジアからは、ベトナムが選ばれている。
これは、欧米の高齢者などが定年退職後に手頃な費用で生活できる世界の国々をランキング形式で紹介したもの。定年後は、趣味や好きなことに使える時間が増える。また、生活環境を変えたり、生活費を抑えたりするために、海外移住を考える人も多い。
同誌はベトナムについて、旅行好きで歴史や文化を愛する定年退職者にとって手頃な生活費で暮らせる最適な移住先の一つと評しており、美しいビーチなどの風光明媚な景色や、美味しい料理も魅力と紹介している。
同誌によると、ベトナムでの生活費は米国と比べて約6割も安く、家賃は場所にもよるが、米国より約8割も安く抑えられるとしている。ホーチミン市には国内最大の外国人コミュニティが形成されており、ニューヨークと比べて、ここでは生活費が約7割、家賃は約9割安く済ませられる。外国人向けの長期滞在ビザの手続きもそれほど複雑ではなく、高いレベルの医療が手頃な価格で受けられるとしている。
なお、同誌はこれに先立ち、「老後暮らすのに最適なビーチリゾートトップ8」を発表しており、この中で南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市を選出していた。
同誌が選ぶ「リタイア後に住みたい国トップ8」は以下の通り。
◇メキシコ
◇エクアドル
◇コスタリカ
◇ポルトガル
◇パナマ
◇ベトナム
◇モンテネグロ
◇コロンビア