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ホーチミン市フーニュアン区のファンシックロン(Phan Xich Long)通りでは、2023年末にオープンする飲食街(フードストリート)に向け、準備が急ピッチで進められている。
ファンシックロン通りでは現在、照明や看板の設置が行われており、通り全体が模様替えをしているようで、お祭り前のそわそわした雰囲気に包まれている。もともとファンシックロン通りは飲食店が多いことで知られており、大通りに面した店舗のうち6割余りが飲食店で、残りがファッション用品店などとなっている。
景観向上とインフラ整備に資金が投じられたおかげで、以前と比べて街並みはかなり美しくなった。中央分離帯には、木々が植えられて、街灯や様々なモニュメントが立っている。
ファンシックロン通りが飲食街に生まれ変わることについて、食料品店オーナーのOさんは、「店を開いて数か月ですが、客足は安定しています。飲食街が始まれば、さらにお客さんが増えるでしょう」と期待を語った。
ファンシックロン通りの飲食街は、全長1.5km余りと小規模なものだが、この地区には学校や教育センター、病院などもあり、交通量もかなり多い。飲食街となることで、国内だけでなく、海外からも多くの観光客をひきつけると期待されている。
なお、ホーチミン市には現在、歩行者天国として1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りと1区ブイビエン(Bui Vien)通り、飲食街として4区ビンカイン(Vinh Khanh)通りと6区ハウザン(Hau Giang)通り、10区クアンチュン(Quang Trung)通りと10区ホーティキー(Ho Thi Ky)通りがある。