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香港の英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」はこのほど、夏の雰囲気を楽しむのに最適な世界の観光地トップ9を発表した。ベトナムからは、南中部沿岸地方クアンナム省のホイアン市が唯一選出されている。
SCMP紙は、「ショッピングと街の散策、日光浴などの条件を考えた場合、ホイアンとアンバンビーチは夏旅の行き先の有力候補になるだろう」と評した。ホイアンは選出された9都市中で5位となっている。
世界遺産の街ホイアンは、フランス植民地時代の建築物や華麗な寺院、街の象徴にもなっている来遠橋(Cau Lai Vien、別称:日本橋、橋寺)など多くの史跡があり、フォトジェニックな観光地と評価されている。
ホイアンはかつて東南アジアを代表する港町として栄えたが、現在は低価格でショッピングが楽しめる観光地として人気を集めている。夜の旧市街地は、ランタンの暖かな灯りで照らされて幻想的な雰囲気となり、観光客はレンタル自転車で街を散策できる。
なお、SCMP紙は、夏の雰囲気を楽しむのに最適な世界の観光地として、ホイアンの他に、◇シドニー(オーストラリア)、◇マイアミ(米国)、◇三亜(中国)、◇アテネ(ギリシャ)、◇バルセロナ(スペイン)、◇ブライトン(英国)、◇ムンバイ(インド)、◇リオデジャネイロ(ブラジル)を選出している。