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統計総局(GSO)が発表した訪ベトナム外国人観光客の旅行消費額に関する統計によると、2019年における外国人観光客1人当たりの平均消費額は1152USD(約16万2000円)だった。
消費額の30%以上を宿泊費が占めた。以下、◇飲食費:22%、◇交通費:16%、◇買い物代:12%などと続いた。
外国人観光客1人当たりの消費額上位10か国は以下の通り(カッコ内は消費額)。
1位:フィリピン(2258USD=約32万円)
2位:ベルギー(1995USD=約28万円)
3位:米国(1710USD=約24万円)
4位:オーストラリア(1417USD=約20万円)
5位:デンマーク(1384USD=約19万5000円)
6位:ノルウェー(1346USD=約19万円)
7位:オランダ(1318USD=約18万5800円)
8位:カナダ(1316USD=約18万5600円)
9位:ドイツ(1283USD=約18万円)
10位:英国(1213USD=約17万円)
一方、消費額が最も少なかったのはラオスで、1人当たり344USD(約4万8500円)だった。カンボジアの735USD(約10万3600円)、インドネシアの805USD(約11万3000円)、韓国の839USD(約11万8000円)が続いた。
なお、ベトナムは2023年に800万人の外国人観光客の受け入れを目指しており、観光収入の総額は650兆VND(約3兆9000億円)になると予測されている。