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東北部地方クアンニン省は4月、同省バンドン郡のバイトゥーロン湾をクルーズ船で遊覧する2つの観光ルートを展開する見込みだ。
クアンニン省は、2023年に同省を訪れる観光客数を1500万人へ、観光収入を32兆4000億VND(約1840億円)へと引き上げることを目標に掲げている。
目標の達成に向けて同省は4月に、ハロン市、モンカイ市、バンドン郡、コートー郡、ハイハー郡の5市・郡で、合わせて24件の新たな観光商品を展開する予定だ。このうちの2件が、バイトゥーロン湾のクルーズ船観光となる。
第1ルート(航行距離53km)は、アオティエン(Ao Tien)旅客港~ファットコー(Phat Co)洞窟~真珠養殖場(ダーデン小島=hon Da Den)~クア小島(hon Qua)~ラオボン口(cong Lao Vong)~ドゥア小島(hon Dua)~ミンチャウ島(dao Minh Chau)~アオティエン旅客港。
第2ルート(同30km)は、アオティエン旅客港~タイホイ島(dao Tay Hoi)~メオルオイ小島(hon Meo Luoi)~セン半島(ban Sen)~ニャ―チョー(Nha Tro)洞窟~アオティエン旅客港。
今回の2つの観光ルートの展開により、アオティエン旅客港の効率性を活かすほか、海洋観光商品の多様化に貢献することが期待される。