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ホーチミン市観光局はこのほど、2025年までの水上観光商品開発計画を発表した。それによると、同市を流れるサイゴン川で操業するクルーズ船での宿泊サービスを可能とするなど観光商品の多様化を目指している。
クルーズ船は100~200客室を有する大型客船を使用。これに加え、木製の小舟によるツアーを実施し、観光客を遊覧ルート上にある史跡や寺院、仏塔、伝統工芸村に連れて行くサービスを展開する。
週末には7区のタントゥアン橋周辺で水上マーケットを展開し、水上観光の多様化を図る。この他、ヨットやカヤックなどの水上スポーツクラブと提携して体験参加を希望する観光客を誘致し、市内を流れる河川の賑やかな雰囲気作りに注力していく。
また、◇バックダン(1区)~ラックディア(7区)間、◇バックダン~カンゾー間、◇ホーチミン~南部メコンデルタ地方ティエンザン省間、◇ホーチミン~同ベンチェ省間の各水上観光ルートも引き続き開発していく。
なお、ホーチミン市観光局は、2025年までに年間水路観光客を150万人、水上観光収入を3兆VND(約166億円)に増やすことを目標に掲げている。