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韓国の格安航空会社(LCC)フライ江原(フライ・カンウォン=Fly Gangwon)はこのほど、ベトナムから国際航空運送事業許可(Foreign Air Operator Certificate=FAOC)を取得したと発表した。
同社はハノイ市やホーチミン市といったベトナムの主要空港における発着枠を確保した後、韓国国土交通省やベトナム民間航空局(CAAV)からの許可を得て、9月2日から週3~4日、航空機の運航を行う予定だ。ベトナム路線には、新たに導入するエアバスA330-200型機を使用する。
これに先立ち、同社はベトナムへの就航を目的に2020年に取得したFAOCの有効期間が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のため、航空機を運航できないまま2021年8月に満期を迎えた。そのため今年4月、再度申請を行っていた。
韓国法務省は5月、ベトナムとフィリピン、インドネシアの団体観光客を対象に6月1日から1年間、江原道(カンウォンド)襄陽(ヤンヤン)国際空港に限りビザなしでの入国を許可することを決めた。このためフライ江原は、多くのベトナム人観光客の利用に期待を寄せている。