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地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンパール[VPL](Vinpearl)と、世界的ホテルグループでスペインのマヨルカ島に本社を置くメリア・ホテルズ・インターナショナル(Melia Hotels International)は24日、戦略的協力ロードマップを発表した。
具体的には、VPLは12軒のホテル・リゾートの管理権をメリア・ホテルズ・インターナショナルに最短10年間移管する。移管後、12軒は新ブランド「メリア・ビンパール(Melia Vinpearl)」に改称し、「メリア・ホテルズ&リゾーツ(Melia Hotels & Resorts)」、「ソル・バイ・メリア(Sol by Melia)」、「インサイド・バイ・メリア(INNSiDE by Melia)」などのグローバルな5つ星宿泊施設と同等の品質を有することになる。
12軒のうち、メリア・ホテルズ・インターナショナルは既に1月から1軒を運営しており、2月中に別の1軒の管理を引き継いだ。残りの10軒の移管は6月末までに行われる。
VPLは現在、全国17省・市で35軒のホテル・リゾートを運営しており、客室数は計1万8500室余りとなっている。
今回の提携により、国内外の観光客に様々な高級宿泊サービスの体験機会を提供すると同時に、ベトナムの観光を広く世界市場に紹介することが期待されている。