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ホーチミン市は10月1日から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の安全評価基準を満たした宿泊・リゾート施設や観光施設などについて、収容人数の最大50%までの営業を許可した。近場の安全な場所でのステイケーション(staycation)を楽しもうという需要が多く、市内のホテルに賑わいが戻りつつある。
ホテル予約サイト「アイビブ(iVIVU)」によると、10月15日になって営業を再開するホテルが増え、市内や近隣の東南部地方ビンズオン省や同ドンナイ省のホテルやリゾートで週末を過ごす需要が増えたという。
ホーチミン市人民委員会は観光業の回復について、3段階で活動範囲を拡大する計画だ。第1期は10月31日までで、市内の観光活動を再開。第2期は11月1日~12月31日で、国内に範囲を拡大。2022年以降の第3期で、海外にも範囲を広げる。実際には、新型コロナ感染の収束状況に左右されることになる。
あるホテルの代表は、年内はステイケーションが各ホテルの再出発の重要なポイントになると指摘した。ホテル業界では、当面多くの人々がステイケーションを選択すると予想している。