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首相はこのほど、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の保有者を対象に海外から南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック市(島)への観光客受け入れを試験的に再開する案を原則承認した。同案は文化スポーツ観光省が提案したもの。
提案によると、ワクチンパスポートを保有する観光客の受け入れは、今年10月から6か月にわたり実施する。入国前12か月以内にワクチンを十分に接種した人または新型コロナから回復した人を対象とし、出国前72時間以内にRT-PCR/RT-LAMP法による検査を受け、結果が陰性であることが条件となる。入国はチャーター便または商用便での空路とする。
これに伴い、キエンザン省は島民の7割以上に新型コロナウイルスワクチンを接種する計画。ただし、現時点で18歳以上へのワクチン接種率は35%に留まり、25万~30万回分が不足している状況だ。