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国内の航空各社は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染拡大の影響により落ち込んだ需要刺激策として、テト(旧正月)向けの国内線運賃を一斉に値下げした。
ホーチミン~ハノイ線の往復運賃は250万~470万VND(約1万1400~2万1500円)となっており、昨年末時点に比べ▲300万VND(約1万3700円)の値下げとなった。出発期間は、ホーチミン発が2月10日、ハノイ発が2月16日。
同路線の往復運賃が最も安いのは、国内トップブランドの旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)傘下ベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)の250万VND(約1万1400円、税金・手数料含む)。
この他の航空会社では、◇パシフィック航空(Pacific Airlines)と◇ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air):340万VND(約1万5500円)、◇ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines):420万VND(約1万9200円)、◇地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways):470万VND(約2万1500円)となっている。
また、ホーチミン~ダナン(南中部沿岸地方ダナン市)線の往復運賃も1月半ば時点に比べ▲70万VND(約3200円)の値下げとなった。出発期間はホーチミン発が2月10日、ダナン発が2月16日。
具体的には、◇VJC:280万VND(約1万2800円)、◇ベトラベル・エアラインズ:310万VND(約1万4200円)、◇HVN:360万VND(約1万6400円)、◇バンブー航空:400万VND(約1万8300円)などとなっている。
この他、ホーチミン~ビン(北中部地方ゲアン省)線の往復運賃は480万~500万VND(約2万2000~2万3000円)となっており、やはり1月半ば時点と比べて値下げされた。