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北部紅河デルタ地方ニンビン省ホアルー郡にあるチャンアン生態観光区で17日、観光とスポーツを融合したカヤックツアーが始まった。チャンアンは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界複合遺産に認定されている。
チャンアン・エコツーリズム管理委員会によると、カヤックツアーはベトナム人による国内旅行の活性化を目指したキャンペーンの一環として展開されるもので、6月から利用者100人のモニター体験を実施している。同省観光局傘下の観光促進センターがカヤック体験ツアーを企画するのは今回が初めてで、20~40歳をターゲットにしている。
現在はカヤック15隻が用意されており、一度に20人ほどが利用可能。現地には、利用者にカヤックの基本的な乗り方を指導するスタッフやオンライン接続されたモーターボートとレスキュー隊を配置している。利用者はライフジャケットを着用する。
同省はカヤックツアーのほかチャンアン生態観光区のエコツーリズムにも力を入れており、同省の更なる観光活性化が期待される。