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巨大な「山神の手」に支えられた橋として国内外で話題となっている南中部沿岸地方ダナン市の「ゴールデンブリッジ」で、観光客のある男性が落書きをしたためその部分の塗り直し作業が行われた。
「ゴールデンブリッジ」は、同市郊外にあるリゾート型テーマパーク「サンワールド・バーナーヒルズ(Sun World Ba Na Hills)」のティエンタイガーデン内にあり、橋梁は海抜1414m、全長150m、幅12.8mとなっている。
バーナーヒルズによると、原状復帰の作業には半日を要したという。塗り直して終わるものではなく、作業を担当したアーティストらはいくつもの色の層に塗り、古い塗装面になじむよう、苔の部分まで描き直さなければならなかったためだ。
これに先立ち、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の観光に関する掲示板で、ある男性がゴールデンブリッジの「手」の部分に修正液を使って数字を書き、さらにその落書きとともに「自撮り」をしている様子を写した写真が掲載された。
この写真は掲載されてからわずか1時間でコメントやシェアが数千件に上り、「なぜ落書きをした男性に注意をしなかったのか」、「破壊行為だ」、「処分が必要」、など様々な意見があがっている。