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交通運輸省傘下のベトナム航空局は11日、2018年における国内の国際空港6か所の乗客満足度調査結果を発表した。調査の結果、満足度が最も高かったのは紅河デルタ地方ハイフォン市のカットビー国際空港で4.56ポイントだった。一方、満足度が最も低かったのはホーチミン市のタンソンニャット国際空港で3.96ポイントだった。
対象となった空港は、◇ノイバイ国際空港(ハノイ市)、◇タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、◇ダナン国際空港(南中部沿岸地方ダナン市)、◇カムラン国際空港(同カインホア省)、◇フーコック国際空港(メコンデルタ地方キエンザン省)、◇カットビー国際空港(紅河デルタ地方ハイフォン市)の6か所。
ランキングは以下の通り。
1位:カットビー国際空港:4.56ポイント
2位:カムラン国際空港:4.31ポイント
3位:ダナン国際空港:4.23ポイント
4位:ノイバイ国際空港:4.22ポイント
5位:フーコック国際空港:4.04ポイント
6位:タンソンニャット国際空港:3.96ポイント
この調査は、6つの空港内の7施設に対する満足度について25の指標に基づきアンケートを行ったもの。調査期間は2018年10月から12月、回答数は2万5000件余り。対象の7施設は、◇出発ターミナル、◇チェックインエリア、◇保安検査場、◇出入国審査エリア、◇搭乗待合室、◇到着ターミナル、◇公共交通機関。
タンソンニャット国際空港は、チェックインエリア、保安検査場、出入国審査エリアの3施設のポイントが2017年と比べて上昇したものの、他の4施設については前年比でわずかに低下した。
航空局はこの理由として、2018年はタンソンニャット国際空港の利用客数が前年比+6.4%増の3800万人超に達し、同空港の年間旅客処理能力である2500万人を大幅に超えたことを挙げている。