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南中部高原地方ラムドン省人民委員会によると、1970年代に運行が廃止された同省ダラット市と南中部沿岸地方ニントゥアン省ファンラン市を結ぶ鉄道路線を復活させる案件がある企業により提出され、投資総額は10兆VND(約480億円)余りに上るという。
同プロジェクトは官民パートナーシップ(PPP)方式により実施される予定で、同省人民委員会は提案した企業に対して予備事業化調査(プレFS)を急ぐよう求めた。
ダラット市からファンラン・タップチャム市に至る鉄道路線は、フランス植民地時代の1908年にフランスによって敷設が開始され、1932年に全長84kmで全線が開通したが、戦争の影響で1972年に閉鎖されることになった。
現在は、同路線の一部であるダラット市10街区のダラット駅と同市のチャイマット駅を結ぶ全長7kmの区間のみが観光列車用に運行されている。