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クルーズライン国際協会(Cruise Lines International Association=CLIA)によると、2018年にクルーズ船がベトナムに寄港する回数は前年比+20%増の493回に上り、アジア各国の寄港回数で4位となる見込みだ。
寄港する回数が多い港は、チャンマイ港(北中部地方トゥアティエン・フエ省)の159回、フーミー港(東南部地方バリア・ブンタウ省)の139回、カイラン港(東北部地方クアンニン省)の111回、ニャチャン港(南中部沿岸地方カインホア省)の72回など。
一方、クルーズ船で観光するベトナム人も急速に増加している。2012年にはわずか158人だったが、2018年には約5900人となる見通しだ。1回のクルーズ旅行の日数は、4~6日が最も多く64%を占める。3日以内は26%、7~13日は8%だった。旅行先はアジアが80%で圧倒し、他はカリブ海(7%)、アラスカ(6%)、欧州(3.5%)、オーストラリア(1%)などだった。
プリンセスクルーズ(Princess Cruises)の東南アジア地域責任者は、「ベトナムは潜在力が大きい市場だ。中間層が増えるに従ってクルーズ旅行を選ぶ人が増えると予想している」と話した。世界銀行(WB)の報告によると、ベトナムの中間層は毎年約150万人増加している。