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南中部沿岸地方ダナン市で4月29日(土)から6月24日(土)まで、「ダナン国際花火大会2017(DIFF 2017)」が開催される。ダナン市と観光不動産開発のサングループ(Sungroup)は5日に記者会見を開き、開催について正式に発表した。
同イベントはアジア最大規模の花火大会。2008年に初めて開催され、第1回の成功を受けてグエン・タン・ズン前首相が毎年開催することに同意したが、2013年からは隔年での開催となっていた。2017年からはサングループが同イベントを主催し、毎年の開催とするほか、開催期間もこれまでの2日間から大幅に延長する。
今回のテーマは「五行山の輝き」で、「火星・土星・金星・水星・木星」の5つのプログラムに分けられる。花火は4月29日、5月20日、5月27日、6月3日、6月24日の各土曜日の計5日間にわたり打ち上げられる。大会には米国やフランス、中国など海外からもチームが参加する。
花火は各日ともにベトナム国営テレビ局(VTV)で生中継される。また、開催期間中は花火のほかにも様々なイベントが催され、過去最大規模のDIFFとなる見通しだ。
これまで、開催日の2日間に観光客が集中し、ホテルや航空券の予約ができないといった問題が生じていたが、開催期間を延長することで混雑を緩和し、観光客を更に誘致する狙い。2017年は同イベントを通じてダナン市に200万人の観光客を誘致することを目指すという。