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西北部地方ラオカイ省サパ郡の代表者はこのほど、観光客の誘致を目的として、同郡サパ町でナイトマーケット(夜市)を試験的に展開する計画を明らかにした。
このナイトマーケットは、新サパ市場の前に立地し、土産物と少数民族の織物、飲食の3つのエリアに分かれる。営業時間は毎日18時から23時30分まで。
サパでは、毎週土曜日の夜に「愛の市場(Cho Tinh)」が開かれているが、新たにナイトマーケットを展開することにより、観光サービスを多様化し、国内外の観光客の需要に応えるほか、地元住民の雇用創出にも繋がるものと期待されている。
ナイトマーケットは、ハノイ市、ホーチミン市、東北部地方クアンニン省ハロン市、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市、同フーイエン省トゥイホア市、同ビントゥアン省ファンティエット市など国内の多くの観光地で展開されている。
また、グエン・スアン・フック首相はこのほど、「2030年までのサパ国家観光区開発マスタープラン」を承認した。同マスタープランでは、サパ独自かつ高品質な観光商品を開発し、2020年までに年間200万人、2030年までに年間520万人の観光客を誘致することを目標に掲げている。