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南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は24日、同市で開催されている「国際花火大会(DIFC)」について、2017年から観光不動産開発のサングループ(Sungroup)が同イベントを主催することに同意した。
また、2017年から同市解放記念日の3月29日に合わせて毎年3月に開催し、開催期間もこれまでの2日間から2~3週間に延長する。同イベントは2008年に初めて開催され、第1回の成功を受けてグエン・タン・ズン前首相が毎年開催することに同意したが、2013年からは隔年での開催となっていた。
これまで、開催日の2日間に観光客が集中し、ホテルや航空券の予約ができないといった問題が生じていたが、開催期間を延長することで混雑を緩和し、観光客を更に誘致する狙い。開催期間中には、光の芸術フェスティバルやフードフェスティバルなども同時開催する計画だ。
2008年の第1回の来場者は約5万人だったが、2015年には46万人に達した。2017年の開催費用は500億VND(約2億3000万円)の見通しとなっている。