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ベトナム初のサファリパーク型動植物園「ビンパール・サファリ・フーコック(Vinpearl Safari Phu Quoc)」が24日、オープンした。ビングループ[VIC](Vingroup)が、メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島のガインザウ村に建設した。
全体の面積500haのうち、今回開業したのは第1期分(380ha)で、従来型の動植物園と専用車両に乗って見学するサファリパークの2つの区域に分かれている。同パークでは、これまでに動物150種類・約3000個体の収集を終えている。
この中には、ベンガルトラやアダックス、クロシロエリマキキツネザルなどが含まれる。また、フラミンゴ200羽、サイ100頭、キリン60頭など、個体数が多いことも特長だ。
ビンパール・サファリは、希少動物を保護・保存する役割も担っており、東南アジア最大の動物病院を併設している。ビンパール・サファリ案件は、2015年8月に資源環境省による環境影響評価報告書の審査・承認を受け、10月には東南アジア動物園協会(SEAZA)に加盟した。