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ホーチミン市のタンソンニャット国際空港で4月10日より、誘導路と駐機場の拡張工事が行われる。これに伴い、5月10日から6月30日末まで、滑走路の使用が制限される。拡張工事では、誘導路1本を新設し、駐機場を46か所に増設する。
当初計画では、拡張工事に伴い4月10日から6月25日まで誘導路数本を閉鎖し、滑走路の使用を制限する予定だった。しかし、4月末から5月初めにかけての連休と重なれば繁忙期の運航スケジュールに影響が出るとして、各航空会社や国民から強い反対を受けていた。
同空港では現在、1時間に平均30便が離着陸している。拡張工事中は離着陸の便数を1時間に25便まで減らすことになるが、滑走路使用の制限期間が調整されたことで、同期間中の運航スケジュールへの影響は限定的と見られている。