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メコンデルタ地方アンザン省ティンビエン郡アンハオ村にあるヌイカム観光区で、同地方初となるロープウェイが2月14日に運行を開始する。
ケーブルの全長は3485m。設備はフランスの請負業者が手掛けたもので、欧州基準に沿った近代的なキャビン89台と支柱16本から成る。輸送能力は毎時1500~2000人。総工費は2000億VND(約11億1100万円)余りで、メコンデルタ住宅開発銀行(MHB)が融資した。
「ヌイカムロープウェイ」は2013年12月に着工され、約1年間の工事期間を経てようやく完成した。「ヌイカム」はベトナム語で「カム山」を意味する。同山の標高は約710m。同省ロンスエン市から約90kmのカンボジア国境近くに位置し、同省の人気観光地チャウドック町からもほど近い。
なお、同ロープウェイの往復運賃は、大人18万VND(約1000円)、子供11万VND(約610円)。片道運賃の場合、上り往路が大人12万VND(約670円)、子供8万VND(約440円)。下り復路が大人10万VND(約560円)、子供7万VND(約390円)となっている。