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北中部ゲアン省にあるビン空港が、間もなく国際空港に生まれ変わる。同省人民委員会によると、2014年4月に着工された同空港の旅客ターミナルは1月31日にも正式に運用が開始される予定だという。
同旅客ターミナルの総面積は1万1706m2。投資総額は約8000億VND(約44億7000万円)で、ベトナム空港総公社(Airports Corporation of Vietnam=ACV)が投資主となっている。
同旅客ターミナルの運用が開始されれば、仏エアバス(Airbus)社のA320型機、A321型機、仏ATR(Avions de Transport Regional)社のATR72型機などの大型機も乗り入れが可能となり、年間旅客処理能力は200万人に上る見通しだ。
なお、グエン・タン・ズン首相はこのほど、ビン空港を国際空港とするにあたり、2030年以前並びに2030年以降の同空港の改修計画を承認した。
同空港における2014年の利用客数は125万人で、13年間の平均成長率は43.9%に達しており、全国で最も高い水準にある。交通運輸省が2006年に承認し、2011年に修正したビン空港マスタープランによると、2025年までに同空港に駐機場7か所を設置し、年間旅客処理能力を250万人に引き上げる計画だという。また、年間旅客処理能力は2030年までに700万人に達する見込みとなっている。