日本航空(JAL) は22日、深夜早朝時間帯に羽田~ホーチミン線を開設することなどを盛り込んだ2014年度の路線便数計画を発表した。羽田空港からの発着便については、深夜早朝枠を使用してホーチミン線に就航。認可申請はこれから行うが、運航開始は3月30日を予定している。
JALの新規路線開設について、国土交通省航空局は、慎重かつ抑制的に判断するとしているが、JALは深夜早朝時間帯の新規路線については対象外との認識を示しており、JALの植木義晴社長は同日行った定例会見で、「国土交通省にも認可されるものと確信している」と述べた。
羽田空港の昼間時間帯における国際線発着枠については、国土交通省が昨年、全日本空輸(ANA)に11便、日本航空(JAL)に5便をそれぞれ配分すると発表しており、JALはこれを不服とし、国土交通省に対して発着枠を見直すよう申し入れていた。
なお、JALはこの他、昼間時間帯でロンドン線を開設。更にシンガポール線とバンコク線を現在の週7便から週14便に増便する予定。
これに先立ち、ANAは昨年末、2014年サマーダイヤにおける国際線便数計画の一部を発表し、3月30日から羽田~ハノイ線を就航すると発表していた。