(C)VN Express, ハノイで道を尋ねる観光客 写真の拡大 |
グエン・ティエン・ニャン副首相は、6日に行われた観光産業を取り巻く環境の改善に関する会議で文化スポーツ観光省が提案した「観光警察」の設立に賛同の意を示した。VNエクスプレスが報じた。
「観光警察」はベトナムを訪れる外国人観光客を悪質なぼったくりや詐欺などの犯罪及び事故などから守るべく、提案されたもの。会議ではこの他、犯罪が頻発している一部の観光地などに監視カメラの設置を求める声も挙がった。
ニャン副首相は「観光警察」の設立案に対し、「観光客の笑顔を守ることは、ベトナムの観光の未来を守ることを意味する。ベトナムの観光産業発展に向けて、観光客の満足度を高めていかなければならない」と述べた。
なお、観光大国タイでは観光客を犯罪や事故から守るため、同様の目的で設立された組織が全国56の県に計353も存在しているという。