(C) Vietbao 写真はミーソン遺跡 |
ユネスコ(国際教育科学文化機関)はハノイ市で8日、「ベトナムの文化遺産保存と観光促進」と題したセミナーを開催した。9日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
同セミナーは同市で5日から9日にかけて開催された「ユネスコ・文化開発ウィーク」の一環。ユネスコはセミナーの中で、◇文化遺産を活用した観光開発、◇文化遺産の保存・修復活動、◇観光ガイドの育成などで引き続きベトナムを支援していくと約束した。更に、2015年までにベトナム国内の世界遺産で活動する全ての観光ガイドに対し、国際基準に基づいたガイド育成講座を受講させる計画を発表した。
また、ユネスコは同日、南中部クアンナム省人民委員会との間で、同省ミーソン遺跡での観光開発に関する協力契約を締結した。同案件はイタリア政府からの支援を受け、2013年まで実施される。