財政省およびベトナム航空局が12月15日からの国内線運賃上限額引き上げを承認したことを受け、航空各社は国内線運賃の値上げを開始した。17日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
ベトナム航空(VNA)は15日から、◇ホーチミン~ハノイ線の往復運賃(付加価値税と諸費用含まず)を222万7000ドン(約8188円)から256万ドン(約9412円)に、最大で15%値上げし、◇ホーチミン~ダナン線を148万1000ドン(約5445円)から170万ドン(約6250円)に値上げしたと発表した。
また、格安航空会社ジェットスター・パシフィック(JPA)も16日から国内線運賃の値上げを開始した。各路線の往復運賃は、◇ホーチミン~ハノイ/ビン/ハイフォン線を95万ドン(約3493円)から250万ドン(約9191円)に、◇ホーチミン~ダナン線を49万ドン(約1801円)から164万ドン(約6029円)に値上げした。
なお、民間航空会社ベトジェットエアでは、現時点での就航便がないため、現在のところ新たな運賃表を発表していない。同社が今月25日から就航するホーチミン~ハノイ線の往復運賃は90万ドン(約3309円)。