東南部ビントゥアン省ファンティエット市と同省沖合のフークイ島を結ぶ路線としてこのほど、中速船「フーフン号」が就航した。フークイ島のフーフン合作社が60億ドン(約2750万円)を投じて実現した。フーフン号は長さ37メートル、幅5メートル、定員150人で、ファンティエット市~フークイ島間を2時間半で結ぶ。
同省交通運輸局によると、現在この路線では国営企業が2隻、民間企業が3隻を定期的に運航し、1隻当たり旅客160人、貨物50tを運搬している。しかしいずれの船も低速なうえ老朽化しており、片道6時間もかかっているという。今回の中速船の就航により、近い将来のフークイ島観光の発展が期待されている。