ベトナム航空のズオン・チー・タイン副社長は先ごろミャンマーを訪れ、ヤンゴン~ハノイ間直行便の就航について、ミャンマーのニャン・トゥン・アウン副運輸相と会談した。現在ミャンマーへの直行便は、タイ、マレーシア、シンガポール、中国との間で運航されているが、アジアや欧州からの観光客の多くはバンコク(タイ)経由でミャンマーを訪れているという。ミャンマー側はベトナムからの直行便就航によるさらなる観光客増加に期待を寄せている。
ミャンマーへのベトナム企業の総投資額は今年8月末までに2340万米ドル(約21億円)で、このうち2000万米ドル(約18億円)は昨年9月に認可された石油・ガス関連案件だ。ベトナム企業はホテル業や漁業などの分野でミャンマー進出を狙っている。