南中部クアンナム省人民委員会は1日、米国のタノ・キャピタルとグローバルC&Dの2社による複合観光区「ビエンロンビーチ」建設案件を認可した。総投資額は40億米ドル(約3800億円)に上る。
同観光区は同省ディエンバン郡の海辺にあるディエンゴック村とディエンズオン村にまたがる面積400ヘクタールの敷地に建設され、ゴルフ場、複数のホテル、会議場、商業施設、別荘地などが整備される。
この案件については、昨年投資家側から総額100億米ドル(約9500億円)を投ずるとの意向が表明され、クアンナム省人民委が関係する中央省庁に意見を求めていた。しかしその後投資家側が投資額を40億米ドルに引き下げた経緯がある。