メコンデルタ地方ベンチェ省人民委員会のグエン・タイ・サイ主席は1日に行われた「ベンチェ観光、投資と発展のチャンス」と題するセミナーで、今年1月にラックミエウ橋が開通してから、同省を訪れる観光客数が以前の3倍に増加したと発表した。同省文化スポーツ観光局は、2010年に同省を訪れる観光客の数は約50万5000人に達し、このうち外国人が20万5000人を占めると予測している。
世界的な景気停滞にもかかわらず、同省への投資額も増加している。上半期(1~6月)の民間セクターからの投資額は前年同期と比べ17.9%増の3兆5840億ドン(約190億円)に上っている。最近ではフオックキエン不動産経営株式会社が観光リゾートと交通分野の投資案件3件の認可を取得したほか、ロホイ総公社、トゥーティエム不動産開発株式会社、ドンコイ株式会社などの各社が不動産・観光分野への投資を計画しているという。