クムホサムコエクスプレス社は現在、ホーチミン市~シェムリアップ(カンボジア)間の長距離バス路線開通に向けた最終準備を行っている。同路線は5月中にも運行を開始する予定で、発着地はホーチミン市1区のバックパッカー街として知られるデタム通り近辺になる見込み。
クムホサムコエクスプレス社は、サイゴン交通運輸機械総公社(サムコ)とクムホアシアナグループ(韓国)傘下のクムホ建設技術社(香港)との合弁会社。これまでにホーチミン市~ニャチャン(南中部カインホア省)、ホーチミン市~ファンティエット(東南部ビントゥアン省)、ホーチミン市~カントー市(メコンデルタ地方)、ホーチミン市~カマウ(メコンデルタ地方カマウ省)の長距離バス4路線を運行している。
クムホアシアナグループは傘下にアシアナ航空を擁しており、同航空の韓国~ホーチミン市線、韓国~シェムリアップ線の利用客を長距離バスサービスに取り込めるという利点がある。