アメリカのMHゴールデン・サンズ(Golden Sands)社がこのほど、ブンタウ市沖のコンダオ島に総合観光・商業施設を建設する投資計画をバリア・ブンタウ省人民委員会に提出した。計画によると総投資額は約3000万~5000万米ドル(約35億~59億円)で、100ヘクタールの高級別荘地や客室数100室の高級ホテル、600人収容の会議ホール、ミニゴルフコース、ショッピングセンター、水上スキーやセイリングも楽しめるウォータースポーツエリアなどを建設するほか、レストランやバーなどの飲食施設、託児所、医療施設、銀行や各種金融サービスも充実させる。
さらに同社は、コンダオ島の交通やインフラの整備にも投資する予定で、コンダオ島を一大観光拠点として発展させる壮大なプラン実現のため、他企業との共同出資も検討している。また地元人民委員会も、コンダオ島の観光拠点化計画に対し、2010年までに3650億ドン(約27億円)を投じるとしており、今後の発展が期待されている。