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地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)は、構造改革の一環として、同社傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)株を売却する計画を明らかにした。
レ・バー・グエン会長が4日に開かれた臨時株主総会で語ったところによると、FLCは構造改革を行うにあたり、不動産開発とリゾート運営に引き続き注力すると同時に、系列企業再編・債務再編を進めていく。
FLCは今後、系列企業への投資を再評価し、その結果を踏まえた上で今後の戦略に合わない投資については譲渡する。バンブー航空への投資もこれに該当し、譲渡が予定されている。
バンブー航空は資本金が18兆5000億VND(約1060億円)で、このうちFLCの保有率は21.7%となっている。バンブー航空は2019年に運航を開始し、保有機数は約30機に増えている。
しかし、バンブー航空は黒字化していないため、FLCはこの航空事業に対し2021年に3730億VND(約21億円)の引当金を計上した。同事業に対する投資引当金は2022年に3兆6420億VND(約210億円)に膨らむと試算されている。