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ハノイ市で11日、ベトナム証券取引所(Vietnam Stock Exchange=VNX)のお披露目式典が開催された。同取引所は総合証券取引所として国内の証券市場の発展と国際競争力の向上を目指す。
VNXの設立に関する首相決定第37号/2020/QD-TTg(2021年2月20日発効)によると、VNXは資本金3兆VND(約150億円)で、ハノイ市に本社を置く政府全額出資の国営法人とし、ホーチミン証券取引所(HSX)およびハノイ証券取引所(HNX)を完全子会社化する。
各証取の役割は、VNXが株式の上場・取引、情報公開などに関する規制の策定、証券市場の監督、ITシステムの開発、新商品の開発、証券分野での国際協力などを実施する。一方、HSXは株式市場、HNXは債券市場とデリバティブ(派生証券)市場を管理する役割を担う。