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ホーチミン証券取引所(HSX)のレ・ハイ・チャー所長はこのほど、国際慣行や専門家の意見を参考にした上で、HSXでの売買単位を現在の100株から1000株に変更する計画を明らかにした。端数株については端数株取引が可能な新株式売買システムを導入する予定。
売買単位の引き上げにより注文数が▲40~50%減る見通しであるため、HSXの株式売買システムの負荷軽減が期待されている。
HSXは2020年内に新株式売買システムを導入する予定だったが、新型コロナの影響により韓国から専門家が入国できなかったため、進捗が遅れている状況だ。
最近、注文数が急増しHSXの売買システムが注文を処理できないため、証券各社がシステムに接続できず、顧客が取引をできない事態が発生している。これを背景に、HSXは1月4日から売買単位を10株から100株に引き上げたばかり。
なお、ハノイ証券取引所(HNX)と未上場公開株取引市場(UPCOM)の売買単位はともに100株となっている。