ホーチミン市で4日、「ベトナムサッカー選手才能開発投資ファンド(PVF)」の設立記念式典が開催された。PVFは総額800億ドン(約4億4000万円)で、ティエンタムファンド(出資率80%)、ビンコム株式会社(同10%)、ビンパール観光商業株式会社(同10%)の3社が設立した。目的は国際レベルの若いプロサッカー選手の育成システムを構築することだ。
計画によると、来年第1期生としてU8-9(9年コース)、U10-11(7年コース)、U12-13(5年コース)の合わせて約50人の選手を選出し、ヨーロッパの各クラブの育成センターのノウハウを導入して選手の育成を図る予定。
ハード面では、ハノイ市、中部ダナン市(または南中部ニャチャン市)、ホーチミン市の3カ所に育成センターを建設する。ホーチミン市のセンターは9区の30ヘクタールの敷地で、来年10月に着工する予定だ。