(C) vnexpress, DJ TIT |
クラブDJの仕事に偏見を持っている人も多い。友人の親がDJの仕事について否定的な意見を言っているのを聞いたときは少し落ち込んだという。そこで彼女は知人らに自分が仕事をしている姿を見てもらおうと皆をクラブに招いた。そうして、少しずつ周囲の理解を得ていった。
見た目は華やかな彼女だが、実際には家で料理をしたり、音楽を聴いたり、フェイスブックを更新したり、と一人でいる時間が好きな方だという。祖母とは今でも毎日のように電話で連絡を取り合っている。今は仕事が忙しく全国を飛び回っている生活だが、毎月の仕送りは欠かさない。忙しい合間を縫って祖父母を訪ねるようにしている。
「以前はお金持ちの家に生まれれば良かったのに、と思うことが多かったです。でも今はそれは大切なことじゃないと思うようになりました」
一方、両親に対しては複雑な感情を抱いている。父親の顔は知らず、母親の顔もはっきり思い出せないのだという。「友人たちが両親から可愛がられているのを見て、羨ましく思っていました。母のような若さで結婚したくはありません。将来、もし子供が出来たら、そばにいてたくさん可愛がってあげたいです」